さあ!接客業を辞めよう。退職届・退職願を書く

      2018/02/12

退職届の書き方がわからない。

あたりまえの話だろう。この書類は人生で何枚と書くものではないからだ。

よって、知らないことは恥ずかしいことではない。偉そうにこの記事書いている私だって、カンペ見ながら難しい顔して考えた記憶がある。(これはムダな労力だった。理由は以下すぐ)

退職届・退職願は手書き?

なんともアナログな話だが、結論は「手書き」一択だ。平成も28年になってなんとも忍びない話だけど、手書きの方が余計なトラブルを生まずに済む。この労力は致し方ないと割り切ろう。

ちなみに、出入りの激しい接客業では「お気軽退職届」を会社が用意してくれている皮肉なケースもある。(私の会社はそうだった笑)会社から指定されたものがあればそちらが最優先なので、そういったものが無い場合は以下を読み進めて欲しい。

なぜ退職届を手書きで書いたほうが良いか

パソコンで作ったら「会社規定により、手書きで書くこと」なんて言われて作り直しさせられるハメになるから。

パソコンがダメでも、手書きがダメなんて規則はないはず。大した手間じゃないのだから、手書きで書こう。最後の誠意ってやつだ。

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パソコンで作っても、署名欄は手書きで入れる

パソコンで作ることが問題なさそうであっても、自分の名前部分、署名欄は手書きで入れよう。

署名欄が手書きであることで、「間違いなく本人が作った」ことを証明する大きな材料にできるから。自分の身を守る手段でもある。

ゆえに、退職届のテンプレート部分をパソコンで作るにあたっても、署名欄は必ず手書き、が原則だ。

 

退職届のペンと紙も暗黙のルールがある

面倒かもしれないが、マナーに従っておくにこしたことはない。

ペンは黒のボールペンか万年筆

水性でも油性でもどちらでも問題はないが、「消えるボールペン」だけはNG。封筒の中で消えたり、受け取った後で細工をされる恐れがある。

紙は白色の無地を使う

特に指定がない限り、白色の無地がオススメ。サイズはB5、A4どちらでも良い。市販のコピー用紙だって良い。

パーフェクトを目指すなら白色の便箋で、縦書きが出来るものを使うと良いだろう。

修正ペン…まさか使わないよね?

退職届も正式なビジネス文書。個人対企業の「契約解除」の正式書類だ。書き損じても修正ペン、修正テープで直したものを提出してはいけない。

間違えたら潔く書き直そう。会社指定のものを使うときは、予備で何枚かもらえると良い。人間はミスする生き物だ。

退職届、退職願のちがい

おなじものに見えて、実はビミョーに違います。迷ったら「退職願」が無難だ。

ちなみに「辞表」は会社の役員、経営者が書くものであり、ほとんどの人は書くことのない書類です。

退職届

「退職します」と伝えるもの。

会社が辞めることを知っていて、会社から「退職届」を出して欲しい、と言われたらこっち。もしくは一方的に「辞めますんで」と伝えるときもこっち。

ちょっと強めで有無を言わせない書類。会社を辞めると強く引き止められそうなときにはこちらを使う。

退職願

迷ったらこっち。「退職させてもらえませんか?」と願い出るもの。

会社が辞めることを知っていて、会社から「退職届」を出して欲しい、と言われたらコレ。穏便に行くならこちらを採用するのが無難。

退職届・退職願はタテ書き

会社から指定があるならそちらが最優先だが、指定がなければタテ書きで書こう。なぜかはよくわからない。

わざわざ慣例をやぶる必要もないし、タテ書きを選んでおけば間違いない。

書き方がわからなくて当たり前。必要なときに勉強することが大事

ちょっとした書類ではあるが、正式な文書であることに違いはない。一人の人間の人生が変わるのだ。会社だって、契約関係、保険や年金関係の処理で使う大切な書類。

ビジネスマナーを守ってこその「円満退職」につながる。最初からすべてを知っている必要は全くないが、必要な部分は必要なときにおさえておくべきだ。

ちなみにここまで全部転職エージェントさんの受け売りメモを参考に作りました。ひとりじゃ絶対勉強しきれないよね細かいマナーは…。

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お世話になったエージェント様

リクルートエージェント

ともあれ最大手のエージェントさん。わたしが一番最初に登録したところで、いろいろと良い意味で転職するにあたって衝撃を受けた会社。ここのインタビュアー※求人紹介の前に、転職希望者の面談をしてくれる人はとにかく褒める。そんなにホメられたらからだがムズムズしちゃいますよ、というぐらいホメてホメてほめまくってくれる。経歴ややりたいことを気分よく話せるし、これでもかとあいづちをうって真摯に聞いてくれるが、ホメられたことを面前のまま受け止めるとかんちがいを引き起こすので注意が必要。開かれた求人からクローズ案件までとにかく求人量がすさまじい。質より量な印象があるので、自分で瞬時に判断するヤル気が必要だが、求人が来すぎて悩むなんてのは贅沢な話かも。

DODAエージェント

転職サイトDODAで転職

全体的に温かい印象の強いエージェントさん。私が利用したときは改修中だったのか専用フォームからではなく、メールでのやりとりが中心だったのを覚えている。送られてくるメールもコピペ対応ではなく、それぞれ案件ごとにコメント貰えたりして、とても親身だったのが印象的。担当になってくれた人は良し悪しをはっきり言ってくれる人で、何事もこざっぱりと直球で言ってくれたのがかえってありがたかった。販売サービス系へ入るための転職にも強みを持っていて、これは「接客業経験者の扱いにも慣れている」ことの証明でもある。

キャリコネ転職サービス

ここは事前面談がなく、キャリアシートのみの登録でサクッと始まる中小規模のサービス。「キャリコネ」という会社OBが年収から待遇から生々しく語るサイトを利用したひとは結構多いのではないか。そこが運営するエージェントサービス。こざっぱりしたホームページからは想像も出来ない熱い、熱意を持った担当さんが付いてくれたので良い意味で意表を付かれたエージェントさん。私の経歴にたまたま合ったのもあるのだろうが、非公開求人を積極的に紹介してくれた印象が強く残っている。紹介してくれる案件もウィットに富んだものが多く、他のエージェントさんとの差を付けるために様々な施策を組んでいて、熱意がこちらまで伝わってくる。実際に案件紹介をしてくれるプロジェクト担当さんは人によってトーンが違い、たまに妙にサバサバしてる人がいたりもするが、それを補ってあまりある採用活動のサポート力があった。

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