販売からの転職は本当に厳しい?販売から実際に転職した私の意見まとめ

   

販売からの転職は本当に厳しいのか?

否!実際に接客→営業、営業→企画、と2回の転職をした私の独断だけれども、

2回目の営業→企画

よりも

1回目の接客→営業

の方が転職活動自体はとても楽だった。(比較して、の話。転職活動は気を引き締めて!)

これは私が選んだ「営業」の仕事がたくさんあったから、とかは関係なく「接客」という仕事についている人の生活体系が転職活動を進めていく上で有利になるから。

販売からの転職を目指す人にぜひ読んでもらいたい!

なぜ、販売からの転職は「有利」と言えるのか

答えは非常に明確で、

普段は平日休み!

これに尽きる。

イマイチぴんと来ないかもしれないが、特に「接客だけ」仕事にしてきた人は特にこの恩恵に気づきにくい。当たり前の生活になっちゃってますからね。

優良企業の多くは「平日に面接」したがる

事務を目指す、営業を目指す、はたまた別のお仕事に挑戦する。。。

どんな新しい仕事の形を求めていくにせよ、面接は絶対に受けて相手とコミュニケーションを取っていかないといけない。

で、だ。我々がやってきたサービス業、販売接客の仕事は土日祝日が主戦場なのに対し、それ以外の仕事は「平日」に一生懸命働いていくことが求められる。

当然、人事の面接担当も「平日」に面接をしたがる。

逆に考えてみよう。

「土日祝日いつでも面談可!」ってさ、

その会社の中の人にとっては面接のために休日出勤上等!ってことだよね。それって、いざその会社に入社してから怖くないですか?

平日頑張っている会社に面接に行くなら、面接は平日に行われることが普通なんです。だって向こうからすれば業務時間内に面接を設定したいですよね?

ちなみに、私がとある大手玩具メーカーの面接を受けた際、当時販売職でしたがシフトマジックで土曜日休みだったので「面接は土曜日がいいです!」と言ったらフツーに断られました

そりゃそうだ。向こうからしたら土曜日休みなのに会社行きたくないもんね。結局火曜日休みの日に面接してもらいましたよ。

平日休みの特権は「平日の○曜日ならOKです!」が言える

ゆえに、平日休みであろう販売職の皆様からすれば、「○曜日なら面接どの時間でもOKです!」って先方に返事できるのはもうこれだけで大きな強みなんですよ。

営業から企画職を目指して転職活動してた時はしんどかった。なにせその時土日休みだったので。マトモな企業は皆土日は会社やってません。なんなら平日の夜も結構渋い顔されます。

その時は気合で有給取るか、平日早退したり、営業の合間をぬって平日に面接行きました。我ながら器用にやったもんだ。。。

水曜日の14時OKです!とか言えると先方にすごい喜ばれます。お昼ご飯食べて、その後我々を面接。その後1日半考えて、金曜日には合否出せますからね。

向こうからすればこれほどスムーズに進む面接もない。面接の時間が柔軟に対応できることは、すでに転職活動においてプラスポイントになるのです。

販売から転職は難しい?→それはどの業種も同じこと

販売から転職は「一般的には難しい」とされています。

さて、この「一般的には」とは誰が言っていることでしょうか?

大体の人が「○○コンサルタント」とか「○○営業担当」とかはたまた「フリーランスブロガー」とかだったりしませんか?

本当に販売職に就きながら転職活動を経験した人は何人いるんですかね?

実際に販売職として、営業として、2回の転職を経験した私の結論はこうです。

別に転職活動において現在ついている職種によって難しさは変わらない。

です。大事なことなのでもう一度。

別に転職活動において現在ついている職種によって難しさは変わらない。

です。

さっき書いたように、むしろ平日休みだった販売やってた頃のほうが時間調整楽だったまであります。

「世間一般」とやらにダマされないことです。転職活動の大変さは実際に体験した本人にしかわからないことですから。

販売からの転職。どこを攻める?

事務職(一般事務・営業事務など)

主に「電話での他人とのコミュニケーション」や「社内でのポジションの違う人との折衝」の経験が好まれます。事務職狙うならこの辺の経験を推していきましょう。

特に「電話でのコミュニケーション」は我々販売職からすれば「え、こんなん当たり前のスキルじゃん」と思うかもしれませんが、世の中想像以上に電話でのやりとりを苦手にしている人は多いです。

我々は個人客を相手に電話でコミュニケーションを取った経験があるはずです。電話口開口一番怒鳴られたり、主語のない発言をバンバン言われて意味不明な問い合わせにアタフタしたり。。。

事務職で行う電話対応は「社内の別の部署の人」だったり、「目的がはっきりした相手先」がほとんどです。そりゃ人間ですから癖のある人が0とは言いません。が、個人客よりは100倍マシです笑

個人客相手にアタフタやってた我々ならヨユーです。これに丁寧さが加わるとさらにプラスポイント。

営業職

土日休みでかつ、しっかり稼ぎたい!ならここです。

同じく「電話でのコミュニケーション」や「対人折衝」能力が好まれます。営業職狙いならここを推していくとgoodです。

未経験者を比較的優遇してくれる職でもあります。私は机にじっとしているのが苦手なタイプだったので営業職はかなりスムーズに馴染めました。

営業職=しんどい と思っていませんか?

360度誰かに挙動を見られっぱなしの販売職の方がしんどいですよ。(経験談)

仕事にメリハリがちゃんとつく仕事なので、自分のタイミングできちんとドリンク休憩したり、お手洗い休憩が取れますし。移動中は休みみたいなもんですし。

企画職

今私が就いている職です。とてもやりがいあって個人的にオススメです。

なかなか未経験者優遇の求人が少ない狭き門ですが、未経験者を育ててくれる企画屋さんもいっぱいありますよ。(主に広告関係は、いろいろな経験を積んでいる人を欲しがるので結構穴場求人ある)

私は販売職時代の「POP制作」の経験と「商品陳列」のワザやテクニック論みたいなのを話してたら今の仕事につけました。営業のスキルもあったのでそれだけが勝因と断定するのは難しいですが、販売時代のスキルも評価してもらえたのかな、という実感は面接時にありましたね。

参考:転職エージェントの「非公開求人」ってなに?穴場を見つけるチャンスはここにアリ!

総務・人事

ココらへんは、いきなり正社員を狙うのは難しいかもしれません。なぜなら、派遣さんや契約社員さんが結構な割合で活躍している部であることは多いからです。

この職種で正社員やっている人に話を聞くと

派遣・契約社員スタート→正社員登用

もしくは

役員一歩手前の出世ルートバリバリのベテラン

のどちらかが多かったですね。

産休明けで最前線に戻る前に一旦お仕事の間隔を取り戻し中のキャリアウーマン、ジェントルさんも多い職種。このへんの補助職種から狙ってみるのもありでしょう。

アルバイトさんのシフト制作やアルバイトさん採用の経験は。。。あまり活きなかったカモです。それよりも「簿記2級」とか「ファイナンシャルプランナー」とか資格をきちんと持っている人がよく通過していたのを採用に携わっていた頃良く見てました。

参考:圧迫面接の原因は面接を受けている自分にあるかも。面接官を経験して思うこと

販売からの転職は決して難しくない!一歩前に出る勇気を!

販売からの転職。外からの余計なプレッシャーで躊躇していませんか?

前向きにキャリアを見直したい!そう思いつつ不安になるのもわかります。かつての私もそうでした。

でも、実際に転職活動を始めてしまえばどうってことありません。全然なんとかなりますよ。

転職活動って一人じゃ心細い。。。と思うなら、ぜひ一度転職エージェントさんを頼ってみましょう。

私も転職活動一人でがむしゃらにやって失敗ばかり繰り返していましたが、転職エージェントさんに助けてもらって今があります。

参考:接客業経験者の強い味方。転職エージェントとは?メリットとデメリットの比較

参考:接客業出身者のための転職フローチャート。これが基本の流れ

この上の2記事も合わせて読んでみてください。不安と不満が入り交じるアナタの、少しでも助けになることを祈って。

お世話になったエージェント様

リクルートエージェント

ともあれ最大手のエージェントさん。わたしが一番最初に登録したところで、いろいろと良い意味で転職するにあたって衝撃を受けた会社。ここのインタビュアー※求人紹介の前に、転職希望者の面談をしてくれる人はとにかく褒める。そんなにホメられたらからだがムズムズしちゃいますよ、というぐらいホメてホメてほめまくってくれる。経歴ややりたいことを気分よく話せるし、これでもかとあいづちをうって真摯に聞いてくれるが、ホメられたことを面前のまま受け止めるとかんちがいを引き起こすので注意が必要。開かれた求人からクローズ案件までとにかく求人量がすさまじい。質より量な印象があるので、自分で瞬時に判断するヤル気が必要だが、求人が来すぎて悩むなんてのは贅沢な話かも。

DODAエージェント

転職サイトDODAで転職

全体的に温かい印象の強いエージェントさん。私が利用したときは改修中だったのか専用フォームからではなく、メールでのやりとりが中心だったのを覚えている。送られてくるメールもコピペ対応ではなく、それぞれ案件ごとにコメント貰えたりして、とても親身だったのが印象的。担当になってくれた人は良し悪しをはっきり言ってくれる人で、何事もこざっぱりと直球で言ってくれたのがかえってありがたかった。販売サービス系へ入るための転職にも強みを持っていて、これは「接客業経験者の扱いにも慣れている」ことの証明でもある。

キャリコネ転職サービス

ここは事前面談がなく、キャリアシートのみの登録でサクッと始まる中小規模のサービス。「キャリコネ」という会社OBが年収から待遇から生々しく語るサイトを利用したひとは結構多いのではないか。そこが運営するエージェントサービス。こざっぱりしたホームページからは想像も出来ない熱い、熱意を持った担当さんが付いてくれたので良い意味で意表を付かれたエージェントさん。私の経歴にたまたま合ったのもあるのだろうが、非公開求人を積極的に紹介してくれた印象が強く残っている。紹介してくれる案件もウィットに富んだものが多く、他のエージェントさんとの差を付けるために様々な施策を組んでいて、熱意がこちらまで伝わってくる。実際に案件紹介をしてくれるプロジェクト担当さんは人によってトーンが違い、たまに妙にサバサバしてる人がいたりもするが、それを補ってあまりある採用活動のサポート力があった。

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