20代のうちに接客を辞める。次になにする?の前準備

      2017/05/30

20代は、はっきり言えば何をやっていても、何かを新しく始めてもまったくハンデにならない年齢でもある。

世間じゃ「転職は25歳超えるとキビシイ」とか言うけど、そんなのウソ。25歳なんて30代の自分から見ればまだまだ小僧と変わらんよ。

宇宙飛行士のような「適正」が必要なもの、ダンサーやプロスポーツ選手のように若い頃から鍛錬を積み上げつつ体力のピークを計算しなきゃならない職種じゃ無い限り、20代はエネルギーの出し方、つまり「推進力」次第でなんでもやり直せると私は思っている。

私が接客のしごとをやめたのは27歳のときだった。そのときは「広告業界」に飛び込みたくても経験値が足りなかったので、いったんとある会社で営業を1年半やった。

そこから晴れて広告代理店にもぐりこんだ。それが数年前。接客辞めて10年はたってないけど、数年前接客をやっていた自分では想像もつかない世界にきている。

今私が取り組んでいる案件について詳しくは守秘義務で書けないけれど、広告主から6000万の予算をもらって製造原価4800万の仕事。差額の1200万が利益になる。接客やってたころとは比べ物にならない単価、責任、自由度だ。

何度でも言う。今アナタが20代で、接客業・サービス業に違和感を感じてきているなら、動くのは今この瞬間からだ。転職は早ければ早いほど成功しやすい。

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仕事を辞めるにあたって心がけること

「もういやだ!こんな仕事辞めてやる!」と決意したら、まずは深呼吸。それからじっくりと対策を練って行動にうつそう。

こころがけと正しい転職活動が、1日でも早い「リスタート」の瞬間をたぐりよせるヒケツだ。

今いる会社以外に味方を作る

今実家に住んでいるのなら家族でも良い。学生時代の友人でも、付き合っている恋人でももちろん良い。今いる会社以外の人に話を聞いてもらえる場所を持とう。

自分がほんとうにやりたいことはなんだろう。自分は新しく何を始めたらいいんだろう。

こう考えるとき、社内の人間に相談しても敵を作るか、引き止められるか、立場が悪くなるだけだ。居心地が悪くなったら次の仕事が決まる前に辞めなくてはいけなくなるかもしれない。

それだけは絶対に避けたほうが良い。

また、自分の仕事以外の仕事に対して関心を持つことで新しい発見ができるかもしれない。じぶんの家族のしている仕事、学生時代部活で一緒だったアイツがしてる仕事、恋人がしている仕事。またその関連をたどっていくだけで、仕事のカタチはいくらでもあるのだなぁと気がつくはずだ。

間違っても同じ会社の同僚に相談したり漏らしたりしない

今自分が感じている違和感、辞めたいと考えているこころのうちを、どれだけ打ち解けていたとしても、同僚に打ち明けてはいけない。

相談できる第三者であれば誰でも良いというわけではないのだ。

一番怖いのは、

「あー俺もわかるわその気持ち!」

「あるある!この会社のこういうところがヒドイよねー」

などと、今置かれている状況のあるある話だけ盛り上がって思考が前に進まないケース。

つまるところ、

「傷のなめあい」

が始まること。そこから「辞めて新しいことやりなよ!」とか、「君は○○が本当は向いてるんじゃない?」なんてアドバイスが、同僚という立場の人から出るとは到底思えない。

自分を客観視できる環境をもつ

やる気が出ない。取り組んでいる仕事に違和感がある。だけで仕事を辞めても次が続かないので、接客を辞める前に転職活動をして、次のしごとを決めて辞める。これが一番「安全」だ。

ひとはなんだかんだお金を稼いで、ご飯を食べて屋根のある場所に住まないといけない。お金(給料)が入らない状況で転職活動をしても焦ってしまうだけ。

常に冷静さを忘れないように、冷静さをたもてる環境を持とう。今の仕事は「ひとまず続ける」。

毎月の収入が無くなるというのは想像以上に心の負担が大きい。視野が狭くなり自分を客観視するちからが低下する。

また、自分は次に何をはじめようか、と考えたときにイメージを持つことはとても大切なこと。

「今の職場から離れたい」

という気持ちだけでは、どこの会社もアナタの魅力に気づかない。あなたの能力に、関心を持たない。

イメージだ。

「多少忙しくても良い、もっと年収の高い仕事がしたい」

「接客はつかれたから、事務系のしごとがしたい」

「平日休みはウンザリ。土日に休めるしごとがしたい」

「こどもが好きだから、こどもと関われる仕事がしたい」

どんなイメージでも良い。自分の新しい道をさがす「フックライン」を持とう。自分の中にある「転職してやる!」の気持ちは、何を求めているのかを理解してから動かないと、悲惨な結末を生む。

転職成功に必要な「客観視」ということばの違和感

辞めたことによって失うものを考える

何かを始めるということは、何かが「終わる」「無くなる」ということでもある。

私は映画を見るのが好きで、接客業時代は平日休みだったものだから空いてる映画館で映画を見るのがお気に入りだったけど、営業になってからは土日休み。どの映画を見に行っても混んでいて、ちょっと残念な気持ちになった。仕事が変わったことによる充実感の方が大きかったのでそれほどショックは続かなかったけど、それでも「趣味のカタチ」は少し残念な方向に変化したことは確かだ。

今自分が置かれている環境が変わることで、何を「失う」おそれがあるのかは整理しておこう。

  • 稼ぎ(給料)の増減
  • 仲の良い同僚(職場環境)
  • 今までに得た知識はどの程度活きるのか
  • 休日のタイミング
  • ハマっている趣味にかけられる時間

ざっとこんなところだろうか。人によってはほかにもいろいろ出てくるかもしれない。この観点を整理しておくことで、転職において「何にこだわるべきなのか」「何になら妥協できるのか」の線引がしやすくなる。

接客業からの転職10

転職サイトだけでなく、転職エージェントに登録して自分の”相対位置”を知る

転職サイトならもう登録している人がいるかもしれないが、転職エージェントまで登録してたらかなり準備が良い。登録がまだなら、ぜひ登録してみよう。

転職エージェントでは自分がどうなりたいか、何が嫌で転職をしたいのか、という原始的なところから、実際に仕事を探し、円満退職して次のしごとに移るまでをトータルで相談にのってくれる。

エージェント=代理人の名前の通り自分の代理となって転職活動のスタートからゴールを手伝ってくれるのだ。

これまでにあげた「こころがけること」はこの転職エージェントを上手に使うことで、そのほとんどの基準を満たすことが出来る。

参考:転職エージェントってなに?メリットとデメリットの比較

新卒≒20代なくらい、やり直しはきく

接客をやめたいけど、転職は怖い。

その気持ちは大いにわかる。仕事を変えるって、エネルギーがいる。

でも転職活動は、年齢が若ければ若いほど少ないエネルギーで取り組むことが出来る。

30代になってからの転職活動は、20代とはまるでアプローチが変わってくる。そのくらい、20代と30代以降の転職は違う。

もしいまアナタが20代で、今の仕事に違和感を持っているなら、すぐに動こう。何かを新しく始めるにも、まだまだ余裕で間に合う。

営業?事務?企画?余裕でなれます。医者や弁護士はちょっと大変かもしれないけど。そういった士業じゃなく「職種」のあり方を変えるのは、「やるぞ!」という推進力だけで全然挽回できる。

資格?知識?経験?そんなものは後からいくらでもついてくる。「時間・年齢」だけは、どんなにお金持ちでも一流企業にいても、手に居入れられないかけがえのないもの。

我々サラリーマンは60歳になるまで一生懸命働かないといけない。せっかくなら、やりがいがあって、少しでも自分の考え、からだにあった仕事をしたいと思うのは、当たり前の感情だと思う。

接客業経験者の転職市場での「強み」は?何を武器に転職を戦うか

 

お世話になったエージェント様

リクルートエージェント

リクルートエージェント

ともあれ最大手のエージェントさん。わたしが一番最初に登録したところで、いろいろと良い意味で転職するにあたって衝撃を受けた会社。ここのインタビュアー※求人紹介の前に、転職希望者の面談をしてくれる人はとにかく褒める。そんなにホメられたらからだがムズムズしちゃいますよ、というぐらいホメてホメてほめまくってくれる。経歴ややりたいことを気分よく話せるし、これでもかとあいづちをうって真摯に聞いてくれるが、ホメられたことを面前のまま受け止めるとかんちがいを引き起こすので注意が必要。開かれた求人からクローズ案件までとにかく求人量がすさまじい。質より量な印象があるので、自分で瞬時に判断するヤル気が必要だが、求人が来すぎて悩むなんてのは贅沢な話かも。

DODAエージェント

転職サイトDODAで転職

全体的に温かい印象の強いエージェントさん。私が利用したときは改修中だったのか専用フォームからではなく、メールでのやりとりが中心だったのを覚えている。送られてくるメールもコピペ対応ではなく、それぞれ案件ごとにコメント貰えたりして、とても親身だったのが印象的。担当になってくれた人は良し悪しをはっきり言ってくれる人で、何事もこざっぱりと直球で言ってくれたのがかえってありがたかった。販売サービス系へ入るための転職にも強みを持っていて、これは「接客業経験者の扱いにも慣れている」ことの証明でもある。

キャリコネ転職サービス

ここは事前面談がなく、キャリアシートのみの登録でサクッと始まる中小規模のサービス。「キャリコネ」という会社OBが年収から待遇から生々しく語るサイトを利用したひとは結構多いのではないか。そこが運営するエージェントサービス。こざっぱりしたホームページからは想像も出来ない熱い、熱意を持った担当さんが付いてくれたので良い意味で意表を付かれたエージェントさん。私の経歴にたまたま合ったのもあるのだろうが、非公開求人を積極的に紹介してくれた印象が強く残っている。紹介してくれる案件もウィットに富んだものが多く、他のエージェントさんとの差を付けるために様々な施策を組んでいて、熱意がこちらまで伝わってくる。実際に案件紹介をしてくれるプロジェクト担当さんは人によってトーンが違い、たまに妙にサバサバしてる人がいたりもするが、それを補ってあまりある採用活動のサポート力があった。

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