接客から事務職へ転職するためのしおり

      2017/08/08

接客が嫌になったら絶対考えるよね。「接客離れて事務職やりたいなぁ」って。自分だって今でも時折思うよ。「営業の仕事ぶん投げて事務方まわりたいなぁ」って。まぁ自分の場合結局営業が好きで営業やりたくなっちゃうんだけどね。いやホント事務の皆さまにはいつも助けられてます。目立たないけど、格好いいし重要なポジションよ。

ま、事務は事務でもちろんたいへんなことあるんだろうけども、それでもやっぱり「オフィスで仕事」に憧れはある。

世間では一般的に「事務職は狭き門」とされているが、実際にはどうだろう。可能性があるのなら、事務職への転職に挑戦してみたいと思わないか?

ここではずばり、接客業から事務職へ転職するためのしおり

を語ろうと思う。

もう二度と「接客」をメイン業務にしたくない。事務の業界で勝負だ!という人の参考に、少しでも力になれれば。

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接客から事務への転職は「独学」では厳しい

それはなにも「接客業やってる人間のレベルが低い」みたいな話じゃなく、全く新しい分野の仕事に乗り換えるのは独学では厳しい、ということ。

「営業から企画」でもいいし、「総務から営業」でもいい。全く今までの経験と違うことに挑戦するには、自分の今までやってきたことを冷静に整理しつつ、論理的に「これから何が役に立って、何を覚えなければいけないのか」を整理していく必要がある。

まずは「何が嫌か」を整理しておく。面接でバカ正直にしゃべってはイケナイ部分であるが、自分の転職の原動力となる部分だ。

立ち仕事がしんどくなってきた

売り場の先輩や上司に言ったら

甘えんな!

みたいな根性ワードで説教されそうな理由だけど、実際20代だろうと30代だろうと、むしろそれ以上ならなおさら、ずっと立ち仕事ってやっぱりしんどい。

私が電気屋のニーチャンだったころは平日9~20時で平均15000歩、土日の9~23時の勤務で平均23000歩店内を歩いてました。スマホの万歩計機能使ってはかってたんで結構正確な数値だと思う。入荷受け入れが激しかったりすれば増えるし、クレーム対応でカウンターや電話の前で立ちっぱなしなら歩数は減るんだけども、だいたいこのくらい。

身長170cmほどの私が15000歩歩くと、約12km歩いたことになるそうな。

んなもん若かろうが年経てようが毎日やってれば腰もイワスししんどくなるのは当たり前。

私も学生時代にテニスを頑張った事による「爆弾」が社会人になって破裂して接客時代後期では常に腰痛との戦いでした。最後は「坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)」にまでなってしまって痛くても笑顔崩せないし、腰痛持ちの皆様、ホントに共感します。

「立ち仕事は嫌いではないですが、残念ながら一生できる仕事では無いと考えています。ゆえに~のしごとがしたいと考えています」

ゆえに~の後に続く志望動機はきちんと自分で練る必要があるが、「立ち仕事」を正業にするのはしんどいということは、正直に打ち明けても良い。少なくとも、自分は転職活動時にそれで不利を感じたことはない。

人と関わるのがしんどくなってきた

客は店を選ぶが、店員は客を選べない。

客は神様、なんて自分から振りかざしちゃう日本語の通じない客モドキの対応に疲れ果てる。

これもよくあること。

接客が好きで選んだはずなのに、接客がどんどん嫌いになる

客の無茶な要求、無茶な言い分、それを上司は見て見ぬふりでフォローせずあげくのはてに結果論で叱り始める…思い出すだけでも胃がムカムカしてくる。

100回お客さんにホメてもらうより、1回トンデモ客を引いた時のストレスが勝ってしまう日常。

接客が嫌いになった後だと、余計仕事がつまらなくなってくる。

ただし、こっちの理由はできるだけ面接の際には伏せておく。なぜなら、務職に変わっても人とのコミュニケーションは無くならないから。その事務所内で別の人と会話したりは当然あるでしょう。

「社内の会話と接客は違う!」

それはもう当たり前の話なのだけれど、「人と接する仕事はしんどいです」と正直に答えてしまうと、コミュニケーションそのものを嫌いになったように聞こえてしまう。そこで、「人と関わるのがしんどい」と正直に言うのではなく、

「接客やってたので社内折衝は上手くやれます!」ぐらいのしたたかさに変換したいところだ。

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で、実際事務職を目指すならどうやるのさ?

結論から言えば、普通の求人サイトに登録して応募するのはかなり難易度高い。「経験者優遇」「○年以上の事務経験」などの求人ばかりだからだ。

しかし、世の中には接客から離れて事務方で活躍している人はたくさんいる。つまり「事務職につくための方法はある」。

ようは「自分」ひとりで動くのが大変というだけで、転職エージェントをつけて自分が今発揮できる価値を預けてみると良い。

詳しくは参考:接客業経験者の強い味方。転職エージェントとは?メリットとデメリットの比較

の記事を読んでもらえればわかるが、自分の実力を「客観視」して売り込んでくれる人と組めばいい。え、恥ずかしい?苦しいよりはマシだろう。

接客から事務に転職するとこれだけ変わる

360度「人から見られている」空間からの開放

店舗で接客やっていると、売り場に出れば360度お客さんに囲まれているわけで、気軽にかゆいところもかけない。

そういった人間の視線という過度な緊張から開放されたのは、非常に大きなメリットだ。

職場の雰囲気にもよると思うがが、あくびしようがかゆいところかこうが、仕事さえ進んでればオッケーみたいな所が事務職にはある。

「会話」「対話」って想像以上に疲労していたんだと自覚

ずーっと誰かと話している状態って、想像以上に体力を使っている。

電話番で見ず知らずの他人とコミュニケーションを取ることもあるだろうが、それでも、接客の時と比べると疲労の質が違う。接客業出身者だと電話応対がていねいすぎて上司から「そんなにへりくだらなくてもいいよ(笑)」なんて笑われたりするんじゃないかな。私は一時期社内で事務方にまわった時実際に笑われた。もちろんその電話応対の態度はいい意味で評価してもらって、人当たりが良いと重宝がられたのでかなりプラスに作用していい感じ。

今ではフランクとていねいのバランスもはかれるようになってきて、取引先の方や会社内の別部署との方とのコミュニケーションの距離感が上手になり、さらに会話の疲労感は軽減した。

祝日休み

これは事務職に限った話ではないかもしれないけど、衝撃が大きかったので。

土日休みはなんとなく想像できるにしても、祝日休みの多幸感はスゴイ。これは体験してみないとわからない。

もちろん仕事の進捗によっては土日祝日返上の時もあるけれども、それでも土日祝で3連休が年に何回もあったりして、これは接客やってたときには無い頻度。

めざましをかけずにゆっくり眠る朝があって、買い物に行ったり、外のお店で美味しいものを頂きながらお酒を楽しむ。そういった「普通の休日」を過ごしてもさらにもう1日休みがある。たまった洗濯物を消化しても良いし、映画館に行っても良い。外出せず好きな音楽聞いたり、動画配信サイトで映画に課金したっていい。そんな3連休が少なくとも3ヶ月に1回は訪れる。これは本当にスゴイこと。加えてゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィーク、年末年始休みと4日以上休みが取れることも多い。

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接客から事務への転職は…

絶対に「生活が変わる」ことは断言できる。ただし、自分の力だけで目指すのは難しい。

しかし、難しいことと、不可能であることはイコールではない。みんなその方法を知らないだけだ。接客のプロがいて、また事務のプロがいるように、転職活動にも「プロ」は存在する。

「どうせ無理だよ」と諦めたら、掴めるかもしれない可能性を逃すよ?自分の目の前にある答えだけが、答えじゃない。

 

お世話になったエージェント様

リクルートエージェント

リクルートエージェント

ともあれ最大手のエージェントさん。わたしが一番最初に登録したところで、いろいろと良い意味で転職するにあたって衝撃を受けた会社。ここのインタビュアー※求人紹介の前に、転職希望者の面談をしてくれる人はとにかく褒める。そんなにホメられたらからだがムズムズしちゃいますよ、というぐらいホメてホメてほめまくってくれる。経歴ややりたいことを気分よく話せるし、これでもかとあいづちをうって真摯に聞いてくれるが、ホメられたことを面前のまま受け止めるとかんちがいを引き起こすので注意が必要。開かれた求人からクローズ案件までとにかく求人量がすさまじい。質より量な印象があるので、自分で瞬時に判断するヤル気が必要だが、求人が来すぎて悩むなんてのは贅沢な話かも。

DODAエージェント

転職サイトDODAで転職

全体的に温かい印象の強いエージェントさん。私が利用したときは改修中だったのか専用フォームからではなく、メールでのやりとりが中心だったのを覚えている。送られてくるメールもコピペ対応ではなく、それぞれ案件ごとにコメント貰えたりして、とても親身だったのが印象的。担当になってくれた人は良し悪しをはっきり言ってくれる人で、何事もこざっぱりと直球で言ってくれたのがかえってありがたかった。販売サービス系へ入るための転職にも強みを持っていて、これは「接客業経験者の扱いにも慣れている」ことの証明でもある。

キャリコネ転職サービス

ここは事前面談がなく、キャリアシートのみの登録でサクッと始まる中小規模のサービス。「キャリコネ」という会社OBが年収から待遇から生々しく語るサイトを利用したひとは結構多いのではないか。そこが運営するエージェントサービス。こざっぱりしたホームページからは想像も出来ない熱い、熱意を持った担当さんが付いてくれたので良い意味で意表を付かれたエージェントさん。私の経歴にたまたま合ったのもあるのだろうが、非公開求人を積極的に紹介してくれた印象が強く残っている。紹介してくれる案件もウィットに富んだものが多く、他のエージェントさんとの差を付けるために様々な施策を組んでいて、熱意がこちらまで伝わってくる。実際に案件紹介をしてくれるプロジェクト担当さんは人によってトーンが違い、たまに妙にサバサバしてる人がいたりもするが、それを補ってあまりある採用活動のサポート力があった。

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